◆大相撲初場所千秋楽(26日、東京・両国国技館)
大関・豊昇龍(立浪)が優勝決定ともえ戦の末、23年名古屋場所以来2度目の優勝を飾った。豊昇龍は本割で、大関・琴桜(佐渡ケ嶽)を寄り切り、3敗を堅持。2敗の西前頭14枚目・金峰山(木瀬)が、同3枚目・王鵬(大嶽)に押し出されたため、3人が12勝3敗で3人が並んだ。この3人による優勝決定ともえ戦が行われ、豊昇龍が金峰山を寄り切り、王鵬を寄り倒した。
大関・大の里(二所ノ関)は、西前頭4枚目・宇良(木瀬)を突き出し、10勝目とした。宇良は負け越した。
関脇・若元春(荒汐)は、東前頭7枚目・遠藤(追手風)を押し出し、6勝目。
関脇・大栄翔(追手風)は、小結・阿炎(錣山)を突き出し、11勝目。阿炎は負け越した。
7勝7敗同士の対戦は、西前頭6枚目・一山本(放駒)が、小結・若隆景(荒汐)をはたき込み、勝ち越した。
西前頭筆頭・霧島(音羽山)は、同11枚目・尊富士(伊勢ケ浜)をはたき込み、11勝目を挙げた。尊富士は10勝5敗。