◆トレーニングマッチ（３５分×３本）横浜ＦＭ２―１熊本（２６日・宮崎市）
横浜ＦＭは熊本に２―１で勝利し、ホーランド新体制２戦目で“初勝利”を飾った。
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横浜ＦＭの宮市亮が新境地・右ウィングバック（ＷＢ）のポジションで存在感を示した。新布陣３―４―３の右ＷＢで途中出場すると、１―１で迎えた３本目の１９分、快足を飛ばしてスペースへのボールに追いつき、高速クロスを走り込んだＦＷエウベルの右足に届けた。「チームとしてやってきた形の１つ。彼（エウベル）を見つけて、うまく合わせることができた」。エウベルがネットを揺らすのを確認すると、拳を握った。
従来の左サイドから景色が変わり、クロッサーとしての役割が求められる中、実戦２試合目で結果を残した。３本目の最終盤には、相手に押し込まれる展開の中、ＤＦラインに入ってボールを掻き出すシーンも。「ヒヤヒヤしたけど、それもまた勉強。この年で新たなチャレンジをさせてもらえることはすごくポジティブだし、楽しんでやっていきたい」と笑顔を見せた。