ノルディックスキー・ジャンプ女子のW杯蔵王大会は1月26日、山形・アリオンテック蔵王シャンツェで個人第13戦(ヒルサイズ=HS102メートル)を行い、18年平昌五輪銅メダルの高梨沙羅(クラレ)が1回目88メートル、2回目95メートルを飛び合計211・4点で今季3度目のシングル順位となる7位に入った。
1回目11位から上位を目指した2回目は、助走路からスムーズに飛び出すとぐんぐん飛距離を伸ばして今大会初めてK点(95メートル)まで飛距離を伸ばして着地。順位を4つ上げた。高梨は「飛型点で16・5点が出て日本ラウンドでの目標はクリアできたかな。ジャンプの内容は日を追うごとに安定してきていい状態になってきた」と笑顔で手応えを口にした。