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藤井聡太王将、王将戦第2局も白星

スポーツ報知 2025年1月26日 18時34分

 将棋の藤井聡太王将=竜王、名人、王位、王座、棋王、棋聖=に永瀬拓矢九段が挑戦する第74期王将戦七番勝負第2局は26日、京都府・伏見稲荷大社で前日から指し継がれ、先手の藤井が2連勝した。

 戦型は藤井の横歩取り。封じ手では藤井が1時間15分の時間を使い、5筋への角打ちで敵陣の左右に、にらみをきかせた。一時はAI評価値を下げ、互角に戻ったが、敵陣に入る積極的な指しを見せ、リードを広げた。一方の永瀬は42手目で2時間32分の長考するなど粘り強い将棋を続けたが逆転勝利はならなかった。

 八冠返り咲きを目指す今年最初のタイトル戦で連勝の好発進。2月2日からの棋王戦五番勝負とのどちらかを防衛した時点で、タイトル獲得回数が谷川浩司十七世名人の記録(27回)に並び、歴代5位タイになる。

 王将防衛までは、あと2勝。第3局は来月5、6日に東京・立川のオーベルジュときとで行われる。

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