オリックス・内藤鵬内野手(20)が26日、日本ハム・清宮式の減量に成功したことを明かした。大阪・舞洲で自主トレを続けている高卒3年目の大砲候補は、103キロから5キロ減のスリムボディーに好感触。ライバル球団の先輩打者と同じように、ブレイクへの道を歩むつもりだ。
昨年は2月のキャンプ中に左肩を負傷し、2年連続で長期離脱。けが予防のため、シーズン後に人生初の減量を決意した。「清宮さんが、朝ご飯の前に散歩するという記事を見たので」。オフのある時、目に留まったのが清宮の減量法。名古屋へ帰省した年末年始に早速、午前7時から1時間、時速6キロでの散歩をまねた。 清宮は体重を約10キロ落とした22年、自己最多の18本塁打を放った。1軍で0本塁打の内藤自身は、パワーダウンを心配していたというが「スイングがシャープになりました」と実感する毎日だ。夢は球団OBの李大浩(イ・デホ)のような4番打者になること。オリの「デホさん」は、着実に前進している。(南部 俊太)