女優の浅野ゆう子が26日、東京・千代田区の「I`m A SHOW」でデビュー50周年単独ライブを開催した。
昨年5月に迎えた自身の節目を祝うライブ。俳優の三宅裕司から提供を受けた40年ぶりとなる新曲「わくわくマンボ」「すべてのあなたに」など全15曲を歌唱した。
女優としてのイメージが浸透しているため「どうして歌ってるのかと思ってらっしゃる方が多いと思うんですけど、74年にアイドル歌手としてデビューさせていただきまして」と苦笑い。アイドル時代は自身のスタイルから「ジャンプするカモシカ」というキャッチフレーズで活動していたが「25歳の時に俳優一本でやっていきたいという気持ちが強くなりまして、芝居の道に進ませていただくことになりました」と振り返った。
それ以降、歌手としての活動はほとんどなく「こういう〇周年みたいな記念コンサートも生まれて初めて」としみじみ。「お芝居ではなく素の浅野ゆう子を見ていただいて、久しぶりに自分の言葉でいろいろおしゃべりして客席の皆さんと触れ合うことができてうれしかったです」と喜びをかみ締めた。
久々となるライブに向けて「パーソナルトレーナーについていただいてギュッと締めました」と告白。この日も持ち前のスラッとした美脚を披露し「これを機会にパーソナルトレーニングは続けていこうと思います」とうなずいた。
新曲を作成した三宅について「とても良くしていただいて、ファミリーのような感じで可愛がっていただいてる」と笑顔。「最高の50周年のプレゼントを頂戴したと思っています」と感謝しつつ「これから歌手に戻りますか~?」とおどけていた。