◆セリエA 第22節 ACミラン3―2パルマ(26日・サンシーロ)
パルマの日本代表GK鈴木彩艶は、ACミラン戦に先発したが、2―3で逆転負けを喫した。
パルマは前半24分に先制点を挙げたが、前半34分過ぎにGK鈴木が、左CKをゴール前で防ごうとしたが、目の前にいた相手をはじき飛ばしてしまい、このプレーでPKを献上してしまった。
直後のPKはコースこそ読んでいたが、鈴木はボールに触ることが出来ず、同点に追いつかれてしまった。
しかし、この直後の前半42分過ぎには、ゴール左からのシュートを左ではじく好プレーを見せて、前半は1―1で折り返した。
後半開始直後にも、左からのクロスをゴール正面でフリーでシュートを打たれたが、冷静にブロックして失点は許さず。後半15分にも、ゴール正面からのコースを狙ったミドルシュートをセーブするなど1―1で試合が進んでいくと、後半35分にパルマは、自陣でのボール奪取からカウンターで勝ち越し点を奪った。
その後、ホームのACミランに攻勢を浴び、終了間際にはネットを揺らされたが、VARでオフサイド判定となりノーゴールに。ピンチをしのいだかと思われたが、後半アディショナルタイム(AT)2分に同点ゴールを許すと、同5分にも鈴木の目の前でコースを変えられて、ボールに触れながら防ぎきることが出来ずに連続失点。2―3で敗れ、4戦ぶりの勝利が目前ですり抜ける悔しい結果に終わった。