ロッテ・種市篤暉投手(26)が26日、「迷走」せずに「瞑(めい)想」で、最多奪三振のタイトルを獲得すると予告した。
「めいそう」を巡り、会見が「迷走」した。ZOZOで自主トレ公開後、オフの取り組みを問われ「結構“めいそう”していて…」と切り出した。心配した報道陣から「何に迷いが?」と聞かれ「いや、迷っていないです」とキョトン。広報から報道陣に「意味が多分、違う」と突っ込みが入ると、種市も爆笑しながら「呼吸の方です! 瞑想系男子やってます」。「迷走」ではなく「瞑想」していたのだった。
このオフ、瞑想は毎朝起床後のルーチンとなった。短くて5分、長ければ20分ほどソファに座り目をつぶって呼吸に意識を向ける。「今に集中できて、自分の感情に気付ける」と効果を明かす。
「今年は本気で取りにいけるように。(西武の)今井に勝ちたい」と9年目に狙うは最多奪三振のタイトル。昨季は148でリーグ6位に終わり、187で同トップの今井に及ばず。決め球は今季も迷走せずにフォーク。強化したメンタルも武器にして、朗希が抜けた投手陣を支える。(阿見 俊輔)