MLB公式サイトは26日(日本時間27日)、来季MLB挑戦を表明しているヤクルトの村上宗隆内野手を紹介する記事を掲載した。
「佐々木朗希は来た。次は村上宗隆かもしれない」と同サイト。王貞治を超えるシーズン56本塁打、MVP2度、三冠王、球宴4度選出、日本シリーズ、WBC制覇と十分すぎる実績を紹介した。
同サイトでは知っておくべきことをポイント別に挙げた。
25歳になるまでに30本以上のシーズンが5回あると紹介。MLBでこれを達成した選手はおらず、25歳までに4回達成した選手は5人だけという。村上は通算224本だが、MLBの25歳シーズン前の最多本塁打はE・マシューズ(当時ブレーブス)の190本となっている。
WBC決勝(対米国)で放った本塁打は、打球速度115・1マイル(約185・2キロ)、飛距離432フィート(約131・7メートル)で、大会全体で最もいい当たり。昨季MLBで打球速度115マイル以上だったのは、大谷翔平(ドジャース)ら14人だけだった。準々決勝(対イタリア)での二塁打、準決勝(対メキシコ)でのサヨナラ二塁打は、ともに110マイル以上の打球速度。これを上回ったのは大谷だけだったという。
一方で23年から直近2シーズンで三振数が増加している点も指摘。「だが村上はまだ若く、これだけの卓越した生産性がある。偉大な強打者になり得る武器がある」と才能に賛辞を送っていた。