俳優の前田公輝が27日、都内で行われた、主演を務めるミュージカル「ミセン」(2月1、2日・愛知県芸術劇場大ホール、同6日~11日・めぐろパーシモンホール大ホール)の取材会に出席した。
ミセンは、韓国のウェブコミック・WEBTOON(ウェブトゥーン)発の大ヒット漫画。その後韓国でドラマ化され、2014年度に韓国の名だたるドラマ賞を総なめにした大ヒット作だ。
前田は、囲碁のプロ棋士になる夢が絶たれ、商社のインターンとして働く主人公のチャン・グレ役を演じる。「リアリティーにあふれた作品。メッセージ性がすごく強くて。『共感(力)』が(アジアで)ヒットした要因だと思う」と魅力を熱弁した。
ミュージカルでは、アドリブも多いようだが「不得意ではなくて! そういうスタイルでやっているので楽しくやらせてもらっています。今、ミセンの現場ではすごく幸せを感じられる」と充実の表情を浮かべた。
全てのシーンが「好き」と明かし、「クライマックスには注目してほしい。主人公の感情に共感するはず」と呼びかけた。