J2北海道コンサドーレ札幌・岩政大樹監督が27日、札幌市役所を訪れ、2月16日の大分戦(クラサスドーム大分)で開幕するシーズンに向け、秋元克広市長にあいさつした。
岩政監督は「コンサドーレの攻撃的なところに魅力をずっと感じていて、それを継承しながらもまた違うものを表現したいと思います」と市長に語りかけた。秋元市長の又甥(またおい)が鹿島時代に一緒にプレーした土居聖真(現J2山形)であることを聞かされると、驚きの表情を見せていた。
岩政監督は24日に2週間余りに渡った沖縄キャンプを終え、26日には北海道神宮での必勝祈願やキックオフイベントをこなすなど慌ただしい日々を送っている。それでも「今から帰ってG大阪戦(24日の練習試合)をもう一回見ようかと思う。その上で、キャンプでの最初の1週間のプランをどう作るか考えたい」と研究に余念がない。
J2開幕の大分戦から熊本、山口とアウェーでの3試合を経て、3月9日にホーム開幕となるプレミストドームでの千葉戦に臨む。
29日から始まる熊本での2次キャンプへ「最初に大分、そして熊本、山口との3連戦をどう乗り切るか、選手の人選も含めて、一試合一試合の戦い方に少し頭を持っていかなきゃいけない」とチーム作りの細部に着手する方針を明かした。