フジテレビは27日、今月23日に芸能界引退した中居正広氏の女性トラブルにまつわる一連の報道について会見を行った。
フジテレビでは、東京都と共催し、10月に開幕する東京・台場で初めての国際芸術祭「東京お台場トリエンナーレ2025」について実行委員会に名を連ねており、フジテレビ副会長の遠藤龍之介氏が実行委員長を務めていた。
トリエンナーレへの影響について、遠藤副会長は「トリエンナーレに限らず、番組や営業、イベントさまざまなところでフジテレビと組むのは控えさせてほしいという動きが出ている」と説明。「(トリエンナーレが)今年、予定通り運営できるとは思えません。これも今回の問題がひとつの大きな原因ですので、信頼回復を一刻も早くはかりたい」とした。
「予定通りできない」の真意についてさらに質問者が問うと遠藤副会長は「中止かどうかは決まっていない。延期、ということも、中止も」とコメント。今秋の開催について「できないと思います」と明言した。
その後、トリエンナーレの中止、延期に関しては決定事項ではないと司会から補足説明があった。