昨年、パ・リーグ新人王のタイトルを獲得した西武・武内夏暉投手(23)が27日、本拠地球場の命名権を取得しているベルーナの本社(埼玉・上尾市)を訪問した。
約100人の社員と親睦を深めたあと取材に応じ、24日に明らかになった左肘内側側副じん帯不全損傷について「順調に回復しています」と説明した。
現状では、3週間ほどのノースロー期間を経て、約2か月後に試合登板という見通し。トミー・ジョン手術(内側側副じん帯再建術)も考えられる部分の損傷だが、この件については否定した。
現在、弱点である柔軟性を高めるメニュー、肘に負担のかからない下半身強化を中心にトレーニングを行っているという武内。「目の前のことを必死にやっていきたい。万全の状態で戻ることが一番重要」と思いを述べた。