TBS系「THE TIME,」(月~金曜・午前5時20分)が28日、フリーアナウンサーの生島ヒロシ(74)が、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食・一直線」(月~金曜・前5時)を降板、芸能活動を無期限で自粛することになったことを報じた。
TBSラジオが生島について「TBSグループ人権方針に背く重大なコンプライアンス違反があった」とし、ラジオ番組降板を発表した事など伝えた。生島はスタッフなどに画像や動画を送ることがあり、これに女性スタッフが不快な思いをしたり、スタッフへの指導が行き過ぎであったとし、生島もこれを認め謝罪していた。
これに番組総合司会の安住紳一郎アナウンサーは「生島ヒロシさんは元TBSアナウンサーで、私も大変お世話になった先輩です。そして被害を受けたスタッフも私たちの同僚ということで大変残念な気持ちです」とコメント。
また「生島さんはみなさんもご存じの通り、昔からノリの軽い、軽妙なトークが魅力的なアナウンサーだったんですが、そこがいいところでもあったのですが、たとえ大御所でも時代に合わせた行動が求められるというのは当たり前のことだと思います」と後輩として見解を述べた。
さらに「TBSラジオで働く私もリスナーや関係者のみなさんに申し訳なく思うとともに、私も50(歳)を過ぎて時代に合わなくなっているところが多々あると思います。気をつけたいと思いますし、スタッフや関係者に働きかけていける存在でありたいと願っています」と語った。