フジテレビ系「めざまし8」(月曜~金曜・午前8時)が28日に生放送され、27日に行われた同局の会見について報じた。
午後4時に始まった会見は日付をまたいで午前2時23分、所要約10時間23分で終了。191媒体、437人が参加した。
会見では今月23日に芸能界引退した中居正広氏の女性トラブルにまつわる一連の報道について、嘉納修治会長および港浩一社長が27日付で辞任すると発表。新社長にはフジ・メディアHDの清水賢治専務が28日付で就任すること、第三者委員会による報告書が3月末に提出されることなど、会見内容を詳細に伝えた。
さらにフジサンケイグループ代表の日枝久氏の会見不参加に記者から多くの質問が集まったことも紹介。これに同局の解説委員・風間晋氏は「冒頭の港さんの発言から『企業風土』という言い方を何回もするんですよ、みなさんがね」と語り始めた。
そして「僕は企業風土のせいにするな、と言いたいんです。これは経営体質の問題ですよ」ときっぱり。「企業風土であれ、経営体質であれ、その通奏低音としてあるのは日枝相談役だと思うんですね。だって37年にわたって役員にずっといるわけですから、それは土台の部分というのに日枝さんの役割、存在がないわけがないでしょう」と語った。
加えて「会見で『企業風土』と言う人ほど、役員ほど、日枝さんに『出てきて説明してください』と言わなければならない立場。それを『企業風土』って言うからには、それをやらなければ、全くの責任逃れだろうという風に僕は思いました」と述べていた。