元タレント中居正広氏と女性とのトラブルを巡り、フジテレビ社員の関与が報じられた問題で、フジの港浩一社長らが27日に会見を開いた。新社長となる清水賢治氏、遠藤龍之介副会長、港浩一社長、嘉納修治会長、フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長が出席した。そのうちの一人が大作家の息子で、それを知ったネットは驚きに包まれた。
同日午後4時に会見が始まると、X(旧ツイッター)では「遠藤周作」がトレンド入りした。遠藤龍之介副会長の父は、「沈黙」「海と毒薬」などで知られる芥川賞作家・遠藤周作氏。ネットは「遠藤周作の息子なんだ!えええ!」「息子さんなんだ。びっくり」「遠藤周作の子がフジテレビの重役だったのは今回のことで初めて知った」「遠藤周作の息子なのか。顔似てるな」「初めて知りました」などと驚いた。
遠藤周作氏の長男で、周作氏が1955年に芥川賞を受賞した翌年に生まれたことから芥川龍之介にちなんで命名された。81年、慶大文学部卒業後、フジテレビ入社。編成制作部長、広報局長、社長兼COOなどを歴任。広報部長時代の05年には堀江貴文氏率いるライブドアによるニッポン放送株買い占め騒動に対応した。