テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は28日、芸能界引退を23日に発表した中居正広氏と女性とのトラブルに端を発する一連の問題から27日に行われたフジテレビの“やり直し会見”について報じた。
午後4時に始まった会見は日付をまたいで午前2時23分、所要約10時間23分で終了した。
会見では今月23日に芸能界引退した中居正広氏の女性トラブルにまつわる一連の報道について、嘉納修治会長および港浩一社長が27日付で辞任すると発表。新社長にはフジ・メディアHDの清水賢治専務が28日付で就任すること、第三者委員会による報告書が3月末に提出されること、フジサンケイグループ代表の日枝久氏は不参加だったことなど会見内容を詳細に伝えた。
これに元テレビ朝日社員でコメンテーターの玉川徹氏は「フジテレビはもちろん追及される立場ではあるのですが、今、地に落ちたイメージを回復する機会にもなる会見だったと思うのです。しかし、そのチャンスをみすみす失ったなというふうに思います」とコメントした。
そして「ひとつは、やっぱり隠すことなく正直に分かっていることを明らかにするという姿勢がまず大事だったんですよね。しかし本丸である日枝さんを出さない、これはやっぱり正直じゃない、隠しているというふうにそれだけで見られますからマイナスですね」と持論を語った。