大相撲初場所を制して横綱昇進確実な大関・豊昇龍(立浪)が28日、東京・台東区にある立浪部屋で取材対応した。27日に横綱審議委員会から推挙されて「やっと休めた。疲れも取れてきたね」とリラックスした表情だった。
29日に行われる番付編成会議及び臨時理事会で昇進が正式に承認されれば、第74代横綱として伝達式に臨む。注目の口上について問われると「まあ、当日楽しみにしていてよ」と話すにとどめた。大関の伝達式とは違う緊張があるといい、「ワクワクするね」と話した。
師匠の立浪親方(元小結・旭豊)は「昇進確実の映像を見ると涙が出そうになる」と感慨深げ。横綱の師匠になることについては「責任重大。立派な横綱にしないといけない」と襟を正した。