日本サッカー協会は28日、U20アジア杯2025(中国)に臨むU―20日本代表のメンバーを発表した。
ロス五輪世代で、この世代の中心を担っているJ2大宮のDF市原吏音、J1岡山のMF佐藤龍之介、J1川崎のFW神田奏真ら国内組に、ベルギーのベフェレンに所属するFW道脇豊、ドイツのザンクトパウリU19のMFニックシュミットの海外組も名を連ねた。
1次リーグではタイ、シリア、韓国と対戦。U―20W杯の最終予選も兼ねており、上位4チームが、9月にチリで行われるU―20ワールドカップの出場権を獲得する。
協会を通して、船越優蔵監督は「昨年行われた予選はどの試合も難しい戦いとなりましたが、選手たちはあの3試合を通して間違いなく成長したと思います。今回のアジアカップも初戦から厳しい戦いになると思いますが、これまで積み上げてきた経験を活かし、チームが一つになってFIFAU―20ワールドカップの出場権を獲得できるように戦いたいと思います。そして、厳しい戦いを経験することで、選手たちはまた一段と成長すると思っています。このチームには、日本サッカーの次世代を担う選手たちが多くいます。ぜひ多くの方に彼らの躍動する姿を見ていただけたらと思います」とコメントした。
以下が代表メンバーとなっている。
【GK】
中村圭佑(東京V)
後藤亘(FC東京)
荒木琉偉(G大阪)
【DF】
桑原陸人(明大)
塩川桜道(流通経大)
市原吏音(大宮)
高橋仁胡(C大阪)
梅木怜(今治)
喜多壱也(京都)
土屋櫂大(川崎)
布施克真(日大藤沢高)
【MF】
大関友翔(川崎)
小倉幸成(法大)
斎藤俊輔(水戸)
中川育(流通経大)
石井久継(湘南)
中島洋太朗(広島)
佐藤龍之介(岡山)
ニックシュミット(ザンクトパウリU19)
【FW】
神田奏真(川崎)
道脇豊(ベフェレン)
井上愛簾(広島)
高岡伶颯(日章学園高)
【トレーニングパートナー】
佐々木将英(FC東京U―18)
仲山獅恩(東京Vユース)