28日に放送されたTBS系情報番組「ひるおび!」(月~金曜・午前10時25分)では、中居正広氏と女性とのトラブルに端を発する一連の問題から27日に行われたフジテレビの“やり直し会見”について報じた。
番組では、トラブルにフジテレビ社員のA氏が関与していたと報じられた件について、港浩一前社長が17日の会見での「関与を明確に否定」から、「当該日に関しては関与していない」という表現に変わった点について取り上げた。
この件について八代英輝弁護士は「業務上の面識が女性と中居氏にあることは別におかしなことじゃなくて、問題となるのはその前のバーベキューという少数の懇親の場。そこに(A氏が)声をかけられたってことは、業務性がかなり認められると思うんです」と話し、トラブルがあったとされる2023年6月の直前に中居氏の所有マンションで開かれたというバーベキューパーティーを“問題”として挙げた。
「直後というタイミングでトラブルが生じていますので、その部分に関して十分にA氏への聴取ができていなくて、当該限定日については関与していないという情報が得られた段階で、『一切関与はありません』という広報をしてしまって、それを後の会見で修正を迫られるというのは、ダメージコントロールとしては非常の不手際が際立つと思うんですね、控えめに言っても」と指摘。
「ここ、一番大事なところなのに、特定日のA氏の関与はないという港前社長の説明が後退してしまったのは、ガバナンスの問題としても、企業としての信頼を取り戻せるかという部分においても、大事な部分なんじゃないかと思いますね」と述べた。