お笑いトリオ「安田大サーカス」のクロちゃんが２８日、都内で行われた恋愛小説「クロ恋」（３月１９日発売、双葉社）の取材会に出席した。
ＴＢＳ系「水曜日のダウンタウン」（水曜・後１０時）で２２年１２月から放送された恋愛企画「ＭＯＮＳＴＥＲ Ｌｏｖｅ」を機に、２０歳年下の元タレント・リチと交際したが、今月２２日放送で破局。この日は自らの口で「プロポーズしたら、振られてしまいましたね」と切り出した。
４つの短編がまとまった１冊。うち１つは破局後に書いており「この指輪を見ながら悲しい気持ちになったり、申し訳ないなという気持ちになりながら書いたこの『クロ恋』、絶対売れてほしい」と神妙な面持ちで訴えた。ポケットに忍ばせていた１６３万４６００円の婚約指輪を手に「絶対に１６３万取り返すしん！」と絶叫した。
結婚願望、リチとの復縁願望は「ある」とキッパリ。オンエアでは１０分程度のプロポーズシーンだったが、実際にはリチから１時間半ほど”説教”を受けていたという。原因の一つには自宅の鍵を渡さなかったことがあったそうで「次、もしねリチと付き合うことがあったら、鍵は今一番に渡そうかなと思う」と断言した。
「ＭＯＮＳＴＥＲ ＬＯＶＥ」ほか自身がブレイクするきっかけにもなった「水曜日―」への思いを聞かれると、リチと付き合い、プロポーズの機会を得たことには感謝。一方で今回の破局を受けて「実際こんな地獄のようなバッドエンドでしょ。二度とありがとうと思わない」とすねた。報道陣から「（小説の）出版自体が『水曜日―』のドッキリとかはないですよね」と確認されると、うろたえながら「良くないよ」「違うから」と関係者の顔を一人ずつ確かめていた。