◆トレーニングマッチ 浦和４―２Ｇ大阪（２８日、沖縄・中城村）
浦和はＧ大阪とトレーニングマッチ（４５分×３）を行い、４―２で勝利。昨季リーグ戦４位と天皇杯準優勝に輝いた強敵相手に快勝した。
浦和は１本目で右サイドハーフのＭＦ金子拓郎、左サイドハーフのＭＦマテウスサビオを中心にサイドからの攻撃を試みるも、Ｇ大阪の守りを崩せなかった。しかし守備も序盤から決定機を作られるも粘りを見せ、０―０で終わった。
すると２本目、浦和の攻撃陣が爆発する。１本目と同様サイドからの攻撃をメインに展開すると、サビオのシュートからのこぼれ球をＦＷチアゴ・サンタナが押し込み先制に成功。さらに２本目の途中から出場したＦＷ原口元気のパスに、トップ下で先発したＭＦ松本泰志がワンタッチで合わせて追加点。さらに松本は味方のロブパスからループシュートでこの日２点目を獲得。広島から新加入した２６歳の活躍が光り、３―０で終えた。
３本目は左サイドのクロスからＦＷイッサム・ジェバリに頭で合わせられ１点を返されるも、原口のパスからＭＦ中島翔哉が決め、３本目のスコアをタイに戻す。しかしＦＷ山下諒也にエリア左からゴール右へのコントロールシュートを決められた。３本目は１―２で敗れたが、新戦力のフィット具合と前線の爆発力を感じさせる試合となった。