27日に行われたフジテレビの会見から一夜明けた28日、同局で放映しているCMを差し止め中としている企業には、依然として対応の変更は見られなかった。
スポーツ報知の取材に応じた「大和証券」「アサヒビール」「キリンホールディングス」はいずれもCM差し止めの継続を明言。「キリンビバレッジ」の担当者は「再度、広告代理店を通じてフジテレビ側に人権遵守の要請を行いました」と明かした。他にも「ヤクルト」「日産自動車」「キッコーマン」「dip」「JRA」が対応の変更はないとしている。
一連の騒動を巡っては、昨年12月に一部週刊誌で報じられたタレント・中居正広による女性トラブルに関して、港浩一社長が初めて言及したフジテレビの定例社長会見を17日に実施。しかし、会見の内容を受けてSNSでは批判が相次ぎ、27日にはやり直しの会見が10時間以上にわたって行われていた。