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フィギュア 中田璃士、2本の4回転決め国スポV 世界ジュニアへ「160点出れば、優勝できる」

スポーツ報知 2025年1月28日 19時22分

◆フィギュアスケート▽国民スポーツ大会冬季大会 第2日(28日、ヘルスピア倉敷)

 少年男子フリーが行われ、昨年の日本選手権2位でショートプログラム(SP)1位の中田璃士(りお、千葉)は、162・14点。合計242・17点で優勝した。県対抗の今大会、千葉県の2位にも貢献し「友達がリンクで見守ってくれるのでやる気もすごく出るし、ジュニアは特に、みんな引退試合のような感じで応援しているので。いい仲間がいてうれしい」と笑顔だった。

 冒頭に4回転トウループ、続く4回転―3回転トウループの連続ジャンプを成功。全日本の時に決めた4回転ループは回避した形ながら「ループは練習からもっと跳んでいれば自信もついたと思うけど、あまりやってこなかった。去年のジュニアGPファイナルが160点。ジュニアでそれを超えられたのは、すごくうれしかった」とうなずいた。22日閉幕で優勝したインターハイなど連戦の中でも好パフォーマンス。「一通り終わったなと。とりあえず、連戦は終わったのでうれしい」と一息ついた。

 2月末には世界ジュニア選手権(ハンガリー)を控える。中田は「SPは一つ一つの出来が優勝に近くなってくる。スピンもレベルを落とさず滑ることと、フリーは4回転トウを2本かトウ1本、ループ1本で。失敗しても今日の(3回転)フリップ―(ダブル)アクセルみたいに跳べたら160点出たので。160点出れば、おそらく優勝できるのでこれを続けたい」と意気込み。つかの間の休息をへて次戦を迎えるが、「帰ってゲームをしたいです」と本音ものぞかせた。

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