Infoseek 楽天

【阪神】“虎1年生”右腕が中継ぎ争いへ秘密兵器導入!!パリ五輪金メダリストも使用した健康器具を沖縄持参

スポーツ報知 2025年1月29日 5時0分

 阪神・畠世周投手(30)が28日、“金メダル級”の健康器具を購入したと明かした。先乗り自主トレのため、キャンプ地の沖縄入り。開幕1軍への秘密兵器としてDENBA社の「DENBA Health」の使用を決めた。微弱な電位空間をつくり出し、心身の疲労回復に効果があるとされ、パリ五輪体操男子3冠の岡慎之助(徳洲会)が昨年の五輪代表最終選考会場に持ち込んだという90万円の製品。「疲労回復に役立ってくれたら」と狙いを説明した。

 球界ではDeNA・東、球界最年長のヤクルト・石川らが使用する。同社担当者によると、新陳代謝が高まることで登板前の精神安定にも効果が期待できるという。現役ドラフトで巨人から加入した右腕は、高梨の勧めで導入を決断した。「今年は続けてみようかな」。4年連続50登板以上の元同僚は、電子針など、さまざまな治療器具を教えてくれた。藤川監督は中継ぎとして起用する方針で、師匠の教えに従った。

 キャリア初の移籍。伊丹空港到着時は「人見知りが発生する可能性が…」と、どこか不安げだった。搭乗を待つ間は、同学年の大山と談笑。ともに1年目だった17年4月30日の2軍戦(G球場)で大山に死球を当てた話題で盛り上がった。「僕が2軍戦初登板。いきなりボールが抜けちゃって、手に当たってしまった。本当に申し訳なかったよ」。9年越しの謝罪に「威力を感じたよ。俺は」と優しくフォローした主砲に、畠は「大山さんにいろいろと教えていただきます」と頭を下げた。すっかり晴れやかな表情に変わった“虎1年生”。新天地での躍動を思い描いた。(直川 響)

この記事の関連ニュース