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【中日】バンテリンドームにテラス席を新設 今季終了後に改修工事 26年から使用へ 本塁打増に期待

スポーツ報知 2025年1月28日 22時5分

 中日の本拠地・バンテリンドームナゴヤの外野フェンス手前に、テラス型の観客席を新設することが28日、分かった。観客増による収益アップを狙う。本塁打増が期待できるなど、プレー面でのメリットも見込む。今季終了後に改修工事を進め、2026年からの使用を予定する。

 バンテリンDの客席数は3万6398席。内野側のファウルゾーンにもせり出す形で客席を新設。臨場感がある席を設け、集客につなげたい考えだ。バンテリンドームナゴヤは、両翼100メートル、中堅122メートルで外野フェンスの高さは4・8メートル。12球団の本拠地の中でも本塁打が出にくく、中日の本塁打数は19年から5年連続で12球団ワースト。得点は20年から4年連続で最悪だった。球団の日本人選手で、30本塁打以上を記録したのは10年の和田一浩が最後。史上初の3年連続最下位に沈むなど、得点力不足により、過去10年でAクラス入りは20年の1度だけ。現場やファンからテラス席の設置を求める声も上がっていた。

 他チームの本拠地球場では、15年にソフトバンクのヤフオクドーム(現みずほペイペイ)に「ホームランテラス」、19年にロッテのZOZOマリンに「ホームランラグーン」と、それぞれ同様のテラス席が改修により設けられている。

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