昨年8月末にフジテレビを退社した元アナウンサーの渡邊渚さんの初フォトエッセー「透明を満たす」(講談社)が29日、発売され、ネット通販大手「Amazon」のランキングでは「タレント本(総合)」の売れ筋ランキングで1位となった。
5万字超のオール書き下ろしと、80ページにわたるグラビア撮り下ろしなどを収録。渡邊さんは23年7月から体調不良で療養し、フジテレビ退社後の昨年10月1日に自身のインスタグラムででPTSDを患っていたことを公表。「この1年4か月、生きているのが辛くて、身も心もボロボロでした」などと告白していた。
本書では、アナウンサーとして活躍するまでの軌跡や、PTSDと診断されてからの闘病生活などが第1章「これまで」、現在の心境や今後の目標などが第2章「今と、これから」に記されている。
渡邊さんは慶大卒業後の20年にフジテレビに入社。アナウンサーとして「めざましテレビ」や「ぽかぽか」などの人気番組を担当していた。