西武に新たに加入したタイラー・ネビン外野手(27)=アスレチックス=が29日、埼玉・所沢市の球団事務所で入団会見に臨み、“投打の二刀流”ドジャース・大谷に負けない“内外の二刀流”で勝利に貢献すると誓った。
ネビンの父は大谷がエンゼルスに所属した22年途中から23年に指揮を執っていたフィル・ネビン氏。「父親も彼のプレーを見るのはすごく楽しかったし、いい経験になったと言っている。言うまでもなく世界一の選手。(日本で)どういう野球を学んだか見て学びたい」と目を輝かせた。
193センチ、102キロで広角に打ち分ける非凡なセンスが光るネビン。「内野も外野も守れるので、必要されるところで全力で頑張る」と、ユーティリティープレーヤーとしてもアピールする。終始、緊張した面持ちだったが、「新幹線に乗って遠征に行けるのは楽しみ」と笑顔も見せた。
他に新加入のトレイ・ウィンゲンター投手(30)=カブス=、レアンドロ・セデーニョ内野手(26)=オリックス=、エマニュエル・ラミレス投手(30)=マーリンズ=も会見に臨んだ。