日本ハムは29日、千葉・鎌ケ谷で行っていた新人合同自主トレを打ち上げた。二刀流のドラフト1位・柴田獅子投手=福岡大大濠=は、合同自主トレを「本当にいい1か月だった。あっと言う間でした」と振り返った。
最終日は二刀流でやりきった。全体でのメニューを終えると、柴田は体幹トレーニングを行う投手陣を離れ、ティー打撃。正面の短い距離からの緩いボールを打つ、ショートゲームと呼ばれるメニューも行った。その後、投手用の体幹トレーニングを遅れて消化。充実の汗を流した。
スイングを制限される日も多かったが、柴田は「本当にいい1か月だった。あっと言う間でした」と笑顔。今後の二刀流調整には「今後も調整してスケジュールを考えて、あんまり負荷がかかりすぎるのもけがにつながるし、落としすぎるのもよくないと思う。場面場面で強度を上げながら、体づくりをやっていきたい」と見通しを語った。
初のキャンプへ向けては「まだキャンプ自体がどんなものか分からないですけど、1日でも早く慣れて、自分なりの練習を組んでやりたい。まずは土台のけがをしないことと体づくりがメインなんで、トレーナーと相談しながらやりたい」と話していた。