西武の新外国人4選手が29日、埼玉・所沢市の球団事務所で入団会見を行った。
23年に来日し2年間オリックスでプレーしていたセデーニョ内野手のあだ名は「レオ」。昨季得点力不足に苦しんだ西武において救世主として期待されており、「責任感がある位置にいる。出来ることを全部やって、チームが勝てるようにすることが目標。それでホームランキングが取れればうれしい」。待望の長距離砲が来日3年目のシーズンで本領発揮を発揮する。
2メートル1センチ、107キロの長身右腕、トレイ・ウィンゲンター投手は「自分はパワーピッチャーだと思ってるので、真っすぐで攻めていきたい。かなり気合を入れたピッチングになると思う」と意気込む。メジャーでは通算97試合に登板し、2勝3敗1セーブ、防御率5・66。初めての日本でのプレーに、「文化も食べ物も色々なことを勉強してチャレンジしていきたい」と勉強熱心な一面ものぞかせた。
ドミニカ共和国出身のエマニュエル・ラミレス投手は「ラミちゃんと呼んで」と笑顔を見せた。「ロングリリーバー、短いイニング、どういった状況でも入れる能力を持つピッチャー」と自身を分析。「日本には多くの種類の寿司があると聞いているから、出来るだけ多くの種類を食べたい。あとラーメンも食べたいし、新幹線に乗ることも楽しみ」と、1日も早く日本にとけ込みチームの勝利に貢献する。