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【オリックス】新加入のFA右腕“本気モード”の仕上がり フォーム改造でキャリアハイ目指す

スポーツ報知 2025年1月30日 5時0分

 オリックス・九里亜蓮投手(33)が29日、新天地で“本気モード”の仕上がりを見せた。広島からFA加入した右腕は、大阪・舞洲の自主トレ公開でブルペンに入り、座った捕手に変化球を交えて45球。「2月1日からしっかり(キャンプに)入っていく準備はしてきた。イメージ通りに動けている」とクールに汗をぬぐった。

 「リーグは変わるけど、キャリアハイの成績を残すためにオフはやってきた」。初のパ・リーグでの挑戦を前に、自主トレ期間はフォーム改造に踏み込んだ。広島時代の「腕だけで投げていた感じ」のフォームをリセットし「(投げ下ろす)角度も力も使いながら、下半身の力を上(半身)に伝えていく形」にモデルチェンジ。188センチの長身を生かした新投法で、最多勝に輝いた21年の13勝超えを狙う。

 「1年を通して投げられるのが自分の持ち味。1試合でも多く、勝ちに貢献したい」と九里。右の大黒柱として、チームを2年ぶりのV奪回へと導く。(南部 俊太)

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