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「最後としては結構いい言葉だった」森永卓郎さんの長男・康平氏が最後に交わした会話明かす

スポーツ報知 2025年1月30日 5時15分

 経済アナリストの森永卓郎さん(享年67)の長男で経済アナリストの森永康平氏(39)が29日、レギュラー出演する文化放送のラジオ番組「おはよう寺ちゃん」(月~金曜・前5時)で心境を語った。

 康平氏は、この日の生出演に関して「スタッフから休んでくださいと言われたんですが、オヤジも亡くなる数時間前まで、隣の局(ニッポン放送)で電話で出ようとした。なので、『つらいから出ません』というのはないなと」と説明。「朝早いときに暗い話題も」と気丈にジョークを飛ばし、プロ野球・DeNAの入団が決まったバウアー投手の話題に移った。

 最後に会ったのは26日。「虫の知らせで帰った方がいいかなと思ったから会って」と告白。実家での森永さんの様子はつらそうで、薬を飲んで寝ていたという。実家を出る際に会話を交わし「『ありがとうね』が、ちゃんとした言葉としては最後。最後としては結構いい言葉だったんじゃないかなと思います」と振り返った。

 父との思い出を「子どもの時は家にいなかったので、遊んだ記憶があまりない。経済アナリストになって会うようになった。大人になって会うようになったという意味では、よかったのかな」としみじみ語った。

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