◆りそなB2リーグ 第19節 熊本76-63ベルテックス静岡(29日・熊本県立総合体育館)
西地区3位のベルテックス静岡が熊本に63―76で敗れ、今季ワーストの4連敗となった。前半3点ビハインドで折り返したベルテは、第3クオーターの立ち上がりに連続シュートを決められるなど一気に突き放されて、13点差で完敗。一度もリードを奪うことなく、同地区の下位チーム相手に痛い一敗を喫した。
トンネルから抜けられなかった。前節・同地区2位の鹿児島との上位対決で、2試合連続逆転負けした悪いムードを引きずったままで、打開する力はなかった。森高大ヘッドコーチ(35)は「チャンスはつくれたけど、ショットは入らなくて、苦しいところでつなげなかった。ディフェンスのチームだけど、オフェンスで決め切れなかった」と、試合を振り返った。フィールドゴールの成功率が相手の45・5%に対し、ベルテは33・3%と低調だった。
タイトな日程が続く。中2日で次節は2月1、2日にこのはなアリーナで青森と対戦する。「決め切る力がまだまだ足らない。これを糧に戦っていきたい」と、指揮官が前を向く。まずは、ホームで連敗を止める。