２０２４年の出来事を五・七・五で振り返る第一生命実施「サラッと一句！わたしの川柳コンクール」（サラ川）の優秀１００句が決定し、世界を熱狂させたドジャース・大谷翔平投手（３０）関連の句が複数入選した。
今年は５４本塁打、１３０打点で２冠王に輝き、史上初の「５０―５０」（５０発＆５０盗塁）を達成。ワールドシリーズ制覇、満票でナ・リーグＭＶＰと記録ずくめの１年となった大谷。「大谷の 二冠祝って あと二缶」「チェックする 今日の株価と オオタニサン」と喜び＆生活の一部を表した句のほか、「なぜだろう 大谷結婚 妻が許可」と思わず笑ってしまう句も入選している。
スポーツ関連ではパリ五輪の新種目として話題を集めたダンススポーツ競技「ブレイキン 真似て体が ブロークン」も入選。物価高や米不足を嘆いた「ワイキキの オーシャンビューで カップ麺」「面くらう 米の高値に 麺喰らう」、推し活ブームを表した「推し活を 始め婆ちゃん 若返る」などが選ばれた。
同社の生涯設計教育部販売プロモーション推進課・井出麻郁子氏は「今年は大谷選手やパリ五輪、色とりどりの句が出てきました。大谷選手もサラ川では日常のひとつになり、物価高や米不足といった暗くなりがちな話題も笑いに変えるセンスが見られました」と振り返った。本日から３月１８日まで一般投票が行われ、５月下旬に「ベスト１０」が発表される。
◇その他の主な入選作品
「ＡＩの 使い方聞く ＡＩに」
「ワンコイン グルメランチが 懐かしい」
「キャッシュレス 影薄くなる 偉人達」
「推し活で 娘に投資 株上がる」
「下がらない 米の値段と 血糖値」
「孫が立つ ただそれだけで 金メダル」
「ドジャースの 試合に合わせ 予定組む」
「節約し 行ったハワイで 節約し」