米野球殿堂に選出されたマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター・イチロー氏(51)が、同殿堂の展示を見学する様子が29日(日本時間30日)にMLB公式サイトで公開された。
弓子夫人らとともに審判の展示コーナーを訪れると、案内役の男性が、1アウトが4ストライクだった1887シーズンに審判が使っていたカウンターを紹介。「4ストライクだったらどうでしたかね。(イチロー氏は)5000本打っていたかもしれませんね?」と話を振られたイチロー氏が笑う場面もあった。また1939年に開催された初の殿堂入りセモニーの写真を紹介した際には、11人呼ばれていたが、タイ・カッブは遅刻していたため10人しか写っていないという逸話を紹介。イチロー氏に「撮影には遅刻しないでくださいね」と念を押す場面もあった。
イチロー氏は7月27日にニューヨーク州クーパーズタウンで行われる殿堂入りの式典で英語でスピーチする意向を明らかにしている。