31日から始まる男子テニスの国別対抗戦デビス杯予選1回戦対英国(兵庫・三木市、ブルボンビーンズドーム)の組み合わせ抽選が30日、神戸市内で行われ、日本はシングルスのNO2に世界ランキング70位の錦織圭(ユニクロ)を起用した。初日の31日に、今対戦の英国NO1で同77位のジェーコブ・ファーンリーと、第2試合で対戦する。
錦織は、24年11月に、ヘルシンキで行われたツアー下部大会の準々決勝で、ファーンリーと対戦し、ストレート勝ちを収めた。26日に終了した全豪オープンでは2回戦で敗退したが、今対戦のために時間はたっぷり合った。「準備はできている。本当は1試合目が良かったが、2試合目でも文句を言わずに頑張りたい(笑)」と、冗談も飛び出した。
しかし、対戦相手は、1月の全豪オープンでは3回戦に進出しているだけに、「アグレッシブに来られたら危ないというのは覚えている」と警戒。「気を抜かないでやりたい」と引き締めた。
日本のNO・1は、同67位の西岡良仁(ミキハウス)。31日の第1試合で、今対戦の英国NO・2で、同129位のビリー・ハリスと対戦する。初対戦だ。ただ、西岡は、昨年10月の上海マスターズ大会で、ハリスと練習をしたことがあり、「動きはあまり良くない。その当たりをついて行きたい」と、相手を分析していた。
対戦は、第1日の31日にシングルス2試合、最終日の2月1日にダブルス1試合、シングルス2試合の計5試合を行う予定で、3戦先勝方式。組み合わせは次の通り。また選手は規則に沿って変更可能。
▼31日 西岡(ミキハウス)-ハリス、錦織(ユニクロ)-ファーンリー
▼2月1日 綿貫陽介(SBCメディカルグループ)、柚木武(イカイ)-ジョー・ソールズベリー、ニール・スクプスキ、西岡-ファーンリー、錦織-ハリス