スイスのスポーツブランド「On(オン)」が30日、今年1月から駒大の篠原倖太朗(4年)とアスリート契約締結したことを発表した。
篠原は同社を通じてコメントを発表。「Onのプロダクトが好きになり、これから世界へ向けて戦っていく中で、Onとともに戦うことを決めました。そして、Onは自分に寄り添ってくれているブランドだと感じています。東京の世界陸上で日本代表として出場することが、今年の最大の目標です。Onアスリートとして、これから戦っていきます。応援よろしくお願いします」とした。
5000メートル(屋外)とハーフマラソンで日本人学生記録を持つ篠原。今季は駒大の主将としてチームを引っ張り、箱根駅伝(2、3日)ではエース区間2区を走った。卒業後は実業団の富士通に進むが、拠点は駒大に置き、大八木弘明総監督の率いる「Ggoat」で指導を受けながら、世界を目指していく。
2月2日の丸亀ハーフマラソンを、学生ラストレースに予定している。
◆篠原 倖太朗(しのはら・こうたろう)2002年9月3日、千葉・山武市生まれ。22歳。富里高から21年駒大に進学。大学駅伝は1年時の出雲駅伝1区8位。2年時は全日本5区2位、箱根3区2位。3年時は出雲1区区間賞、全日本3区2位、箱根1区区間賞。4年時は出雲6区間3位、全日本7区区間賞、箱根2区4位。23年2月の丸亀ハーフで1時間0分11秒の日本人学生記録。昨年9月に5000メートルで13分15秒70の屋外での日本人学生記録を樹立。175センチ。