巨人に新加入した田中将大投手(36)が30日、宮崎で行われている合同自主トレ最終日に打撃メニューを消化した。昨季までパ・リーグの楽天に所属。DH制のないセ・リーグ仕様への準備を進めた。
午前9時からグラウンドで全体アップを行い、隣接する木の花ドームへ移動。黒のバットを手に約20球のティー打撃を行うと、その後は若手投手らと一緒にバント練習に参加した。1球目から打球の勢いを絶妙に殺したナイスバントを披露すると、同組の西舘、横川らから「お~、うまっ!」と声が飛んだ。その後はキャッチボール、ポール間走などで最終調整。2月1日のキャンプインに向けて、新天地での3日間の合同自主トレを終えた。
練習後は「(さまざまな確認が)できたと思います」とうなずき、打席に立つことを想定してのメニュー消化にも「徐々にやっていかないと、慣れないといけないので。しっかりそこも対応できるようにやりたいと思います」と話した。