米スポーツ専門局の「ESPN」は29日(日本時間30日)、若手有望株の期待度を順位付けした「2025プロスペクトランキングトップ100」を発表し、ドジャースとマイナー契約を結んだ元ロッテの佐々木朗希投手(23)が1位に入った。佐々木はMLB公式サイトが公開したプロスペクトランキングでも1位。最速165キロの大器への期待は高まるばかりだ。
ESPNでは、「トップクラスの球種を3つも持つ193センチのエース候補」と紹介。「調子がよければ90マイル台後半から100マイル(約153キロ~161キロ)をマークし、地球上最高のスプリットと、スライダーを混ぜる先発投手。絶好調の日には、80点(80点満点)の球種を2つ持っているというスカウトもいる」と説明した。
一方で2024年には球速がやや低下したこともあり「メジャーのエースになるにはもう少し時間が必要だ」とも指摘。「コントロールはいい。カットボールやカーブを加えることが出来ればさらに多彩な投球が出来る。早く適応すれば今季中にもエースになれるだろう」と期待も込めた。