巨人の新外国人、前パイレーツのトレイ・キャベッジ外野手が30日、ジャイアンツ球場で入団会見を行った。2023年はマイナーの3Aで打率3割6厘、30本塁打、89打点、32盗塁の好成績を残して3割、30本、30盗塁の「トリプルスリー」を達成して次世代のブレイク候補として期待された逸材は「とても興奮している。健康に、そして力強くシーズンを通して頑張っていきたい」と力を込めた。
マイナー時代の22年には、メジャートップクラスにも匹敵する打球速度194・7キロ(121マイル)を記録し、23年には中堅に148・4メートル(487フィート)の特大弾を放ったスラッガー。ドジャース・大谷の自己最速191・8キロを上回る打球速度を誇る助っ人は「力強いスイングと強い打球を飛ばすことは、自分の恵まれた能力の1つであると認識している。クリーンアップでも中核を担えるような打者になりたいと思うが、大事なのはボールを強く打つことだけではなく、出塁をしてチームに貢献する機会を与えることが一番大事。これからもそういったメンタリティーで取り組んでいきたい」と語った。