Infoseek 楽天

町田DF昌子源 2年連続の主将就任に「もう一度自分が引っ張ろうっていう思いがあった」…選挙では自ら1票

スポーツ報知 2025年1月30日 15時16分

 J1町田は30日、町田市内で公開練習を行った。2年連続で主将に選出された昌子源が、練習後に取材に応じ「何かしらのタイトルをという中で、もう一度自分が引っ張ろうっていう思いがあった。経験豊富な選手たちも多いですし、良いキャラクター性がこのチームにはあるので、チームみんながそれぞれのキャプテンシーを持ってくれれば」と力を込めた。

 黒田剛監督が23年に就任して以降、主将と副主将の選定は選手とスタッフによる投票という独自のやり方で行われている。主将と副主将を理由と共にそれぞれ投票する様子は、クラブ公式のYoutubeにも模様がアップされ、約50人の投票の中から多くの支持を得て昌子が主将に再任した。

 昌子自身も自らに1票を投じた。今季の目標である5位以内とカップ戦含めたタイトルへ向けて「もう1個チームが上行くために、自分ができることをもう1回精一杯やろうと思っていました」と投票の理由を明かすと「自分自身にまず責任を与えてやらないと、自分のパフォーマンスをもそうですけど、何事も伴わないと説得力がなくなっていくと思う。色々なものを背負って戦いたいと思っていますし、年齢的にもそうなっていきたいと思っている」とベテランとしての覚悟を示した。

 9シーズン過ごした鹿島時代には元日本代表MF小笠原満男氏、日本代表ではMF長谷部誠氏らがおり、それぞれの主将像について「見本としては彼らの存在はかなり大きい」というが、「絶対に彼らになれない」と言う。「その人になれないのに、その人になりに行ったら、小さいその人みたいになる。その人を超える人には絶対なれないから。自分が思ったことをハイブリッドとミックスしていければなと思います」。昨年快進撃を続けたチームで常に中心にいた32歳は、今季もキャプテンマークをつけ最終ラインを支える。

この記事の関連ニュース