年末年始のオフには多くのOBがチームを訪れる。横浜青葉ボーイズ(神奈川)は恒例の書き初めで、各選手が決意表明。春のシーズンインを前に、鍛錬の冬を過ごしている。
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横浜青葉には新年の恒例行事がある。今年の目標を記した書き初めを一人ずつチームメートの前で披露し、選んだ理由を説明していく。「初志貫徹」や「次はコケない」などさまざまだったが、成長しようという意気込みが伝わってきた。
8人の2年生が中心だ。今年の目標を「強い志」とした主将の國弘は「昨年はミスが多かったので、プレーでチームをまとめられるようになりたい」と自覚をみせた。小川は「ONEチーム」を掲げ「チームを引っ張っていく」とやる気満々。エース左腕の杉本は「クロスファイヤー」。「右打者の内角を攻められる強い気持ちを持ちたい」と不動のエースを目指す。「超自信」とした鯨岡は「弱気に打ち勝って自信をつけたい」。
「自動運転」の成田と「キャラ変」の中野は、「全てに積極的に取り組む」と口をそろえた。遊撃手の塚本は「飛躍」。「球際に強くなりたい」と成長を目指す。主軸の高田は「完全復活」。「腰を痛めてしまったので、春の大会までには治したい」とコンディションを整えることに専念する。
梶原政与監督(58)は「技術はもちろん、心の面も一流になってほしい。そのために目標を発表させている」と話す。心技体を成長させて2016年夏以来の全国大会出場を目指す。
【横浜青葉ボーイズ・部員】※は主将
▽2年生 ※國弘哲生、小川倖基、杉本虎之介、塚本賢人、成田逞海、鯨岡遼太、中野結仁、高田逞
▽1年生 高倉唯斗、小坂雷太、大川新立、足澤凱人、北山恵斗、長田颯、石塚奏斗、松澤敬太、川村航生、宮崎渉、小川希海、早船颯心、白井琉心、鈴木悠生、鈴木康生、大津渉、三堀諒、金子大次郎、石井埼貴