Infoseek 楽天

楽天ドラ1・宗山塁がキャンプに持っていく「日々欠かせないもの」こだわりの品

スポーツ報知 2025年1月31日 6時0分

 1軍スタートとなった楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(21)=明大=は30日、万全の状態でキャンプ地の沖縄に入った。サプリメントやマットレスなど普段通りに過ごすため、こだわりの品を持参。出発前には初対面の先輩選手にあいさつして回るなど、礼節もしっかり。自身のスタイルを崩すことなく、キャンプからアピールしていく。

 楽しみと不安の両方を胸に抱きながらも、楽天・宗山が“準備万端”でキャンプ地の沖縄に降り立った。「ユニホームを着てプレーするのは楽しみだけど、初めての環境への不安もある。堂々とプレーできればと思います」。初めてのプロのキャンプ、しかも1軍スタート。緊張で硬くなってもおかしくないが、それでも持てる力を発揮できるような準備をしてきた。

 新人合同自主トレから使い分けてきた3種類のグラブなど道具類に加え、「プロテインやサプリメントとか日々欠かせないものだったり、持ち運び用のマットレスを持ってきました」と、寮生活と同じ日々を過ごせるようにこだわりの品を持参。普段通りを心がけ、やってきたことを継続するつもりだ。

 1月中は新人合同自主トレのため、先輩選手と会う機会があまりなかった。そのため出発前には、あいさつ回り。「初めてお会いする方ばかりなのでまずは顔と名前を覚えて、自分も覚えてもらって。お世話になる方々なのでそこはしっかりしたい」と意図を明かした。“新人の心得”も備えている。

 出発直前、仙台空港に集まったファンを見て「温かいファンだなと感じたので、結果を残すことだったり勝つことで期待に応えられたら」と決意を新たにした。気合は十分だが、焦る気持ちもない。「体も動くと思うけど、その分けがに注意して、うまくコンディションを整えながらやりたい」としっかりした口調で語った。即戦力として期待される背番号「1」のルーキーが、万全の状態で一歩目を刻む。(有吉 広紀)

 ○…仙台空港で春季キャンプへの出発式が行われ、三木監督、早川、森井誠之球団社長が参加した。早朝にもかかわらず、見送りには約600人のファンが集まり、三木監督は「飛行機のようにしっかり高い位置でチームが飛べるように、選手たちが高いレベルでしっかりと目的地に着陸できるように、いろいろなことに取り組むキャンプにしたいと思います」と意気込んだ。

この記事の関連ニュース