ヤクルトの新外国人コンビが30日、那覇市内で入団会見を行った。マイク・バウマン投手(29)=マーリンズ=はドジャース戦で大谷翔平投手に50号本塁打を献上。史上初の「50―50」(50本塁打、50盗塁)の達成を許した。自身にとっては不名誉な記憶かと思いきや、「特別な試合に立ち会えたことはうれしい。大谷選手はものすごい特別な選手ですし、去年成し遂げた偉業というのは野球界にとってとてもいいことだった」と、リスペクトするナイスガイだ。160キロ近い速球とカーブを武器に守護神候補に名乗りを上げる。
一方、開幕ローテ候補のピーター・ランバート投手(27)=ロッキーズ=はメジャー通算8勝で、大谷から空振り三振を奪った宝刀チェンジアップと最速156キロの直球を四隅に投げ分ける制球力が売りで「自分が貢献してなるべく多くの勝利をチームにもたらせられるように」とフル回転を約束した。(長井 毅)