Ｊリーグは３０日、都内で富士フイルム・スーパーカップの概要発表会見を行った。
昨年Ｊ１を２連覇して天皇杯との２冠を達成した神戸とＪ１で２位の広島が２月８日に国立で対戦する。会見では両チームの大会出場選手のコメントが読み上げられた。
神戸のＤＦ山川哲史は「この大会は新シーズンの幕開けを告げる特別な試合であり、個人的にも楽しみにしている一戦です。昨年もこのＦＵＪＩＦＩＬＭ ＳＵＰＥＲ ＣＵＰに出場する機会をいただきましたが、残念ながら勝利をつかむことはできませんでした。その悔しさを胸に、今年こそはチーム全員で一丸となり、ファン・サポーターの皆さんに勝利を届けたいと思います。新シーズンのスタートを最高の形で切るために、全力を尽くします。引き続き熱い応援をよろしくお願いいたします」とコメント。広島のＤＦ佐々木翔は「タイトルの懸かった、新シーズンの到来を告げる伝統ある試合に、久々に出られることをうれしく思っていますし、ワクワクしています。先発で出場させてもらった９年前は、強豪・ガンバ大阪を倒して幸先の良いスタートを切ることができました。今回もリーグ２連覇中であり、Ｊリーグトップの力を持つ神戸が相手となりますが、勝利をつかんで良い流れに乗り、ＡＣＬ２、そしてＪ１開幕を迎えたいと思っています。チームは現在、トルコ・宮崎とハードなキャンプを積んでＦＵＪＩＦＩＬＭ ＳＵＰＥＲ ＣＵＰに向かっています。２月８日は広島らしいアグレッシブなサッカーを国立競技場で披露できるよう、チーム一丸となって戦います」と決意を示した。
神戸は２０年以来２度目、広島は１６年以来５度目の優勝を目指して戦う。