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中山忍、姉・美穂さんの役を引き継ぎ「日本一の最低男」第5話に登場「面影を感じてもらえるように…」と決意

スポーツ報知 2025年1月31日 6時0分

 フジテレビは31日、香取慎吾主演のフジテレビ系ドラマ「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(木曜・午後10時)の第5話に出演する女優・中山忍が演じる園長・鮫島ふみの場面写真を公開した。

 同局は昨年12月6日に女優の中山美穂さんが亡くなったことを受け、同作第5話(2月6日放送)に出演予定だった中山さん演じる園田美奈子(そのだ・みなこ)役の設定を引き継ぎ、鮫島ふみ(さめじま・ふみ)役として中山さんの妹の中山忍が出演すると発表していた。

 第5話では正助(志尊淳)が保育士として在籍するフォーピース保育園の過酷な労働環境が物語の軸となる。ある日、園に園田(中山美穂さん)に代わる新園長として鮫島(中山忍)が就任。鮫島は少子化による園児獲得競争のため、園の改革に着手しようと、英語教育やプログラミング教育の導入を決める。それに対して、現場の保育士からは改革よりも保育士不足解消や非効率な業務の軽減を訴えられるが、鮫島は園の改革に強硬な姿勢を見せる。

 しかし、そんな独りよがりな新園長に、保育士たちは一斉退職を申し出る事態に。園の現状を聞いた一平(香取慎吾)は、またもやその状況を“利用”しようと目論み、正助を助けるフリをして保育ボランティアに参加するが…。正助の職場に新園長・鮫島がやってきて保育士が一斉退職することで、過酷な保育現場の実情を目の当たりにする一平。今回も相変わらず最低な思惑で首を突っ込んでいくが、保育園の労働問題を解決することはできるのか。というエピソードとなっている。

 中山は「姉の“園長先生”を引き継ぐ形で作品に携わらせていただけたことは、本当に幸せでした。1シーン、1カットずつ『お姉ちゃん、どう演じたい?』と心の中で話しかけながら、作品の世界観を壊さないように、姉の気持ちに添うように、姉の面影を感じてもらえるように、そして皆さまのお心に残りますように、願いを込めて大切に演じました」と回想した。

 続けて「香取さんと初めてご一緒させていただいたのは“舞台”で、私18歳、香取さん14歳、34年振りの共演となりました。香取さんに『覚えていますか?』とお聞きしたところ、『もちろんですよ!!』とニッコリされ、『当時、小学生でしたよね?』『いえ!!中学生でしたよ』と懐かしく思い出話をしたり、香取さんと姉との共演時のエピソードを聞かせていただき、自然と笑みがこぼれました」と主演の香取との思い出話も明かした。

 最後には「さりげなくお気遣いくださったおかげで現場に馴染(なじ)むことができました。久しぶりにお会いした香取さんは、元気いっぱいの“少年”から頼もしい“座長”さんになられていました。両手を広げるかのようにあたたかく迎え入れてくださった及川監督をはじめ、スタッフキャストのみなさまにも深く感謝申し上げます。“鮫島ふみ園長先生”を演じることができて本当に良かったです!ありがとうございました!皆さま、ぜひご覧くださいませ!」とコメントをした。

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