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【根岸S】東京ダート1400メートルに滅法強いロードカナロア産駒 良馬場で史上最速の5歳馬に注目

スポーツ報知 2025年1月31日 5時30分

◆第39回根岸S・G3(2月2日、東京・ダート1400メートル)

 第39回根岸S・G3(2月2日、東京=1着馬にフェブラリーSの優先出走権)の出走馬が30日、確定した。さまざまな角度からの分析で迫る「データ埋蔵金」で、根岸Sは舞台に強い種牡馬と騎手からコスタノヴァに注目した。

 東京ダート1400メートルの上級条件はスピードが求められる。過去5年間の3勝クラス以上の種牡馬別成績を見ると、芝で活躍したロードカナロアの産駒が9勝と勝利数で1位。根岸Sに産駒が出走する種牡馬では2位タイのへニーヒューズ、マジェスティックウォリアーに6勝差もつける断トツぶりだ。過去10年間の同レースでも2勝(24年エンペラーワケア、21年レッドルゼル)と、唯一の複数勝利したスタリオンとなっている。

 今回出走する同産駒はコスタノヴァとロードフォンスの2頭。なかでも、コスタノヴァのスピードは際立っている。2走前の欅Sで記録した勝ちタイム1分21秒9は、東京ダート1400メートルの良馬場における史上最速。同舞台で行われるようになった04年以降の根岸Sでは23年レモンポップの1分22秒5が最速なのだから、驚きの数字だ。

 初コンビとなる横山武も心強い。過去5年間に同コースで19勝を挙げており、これは今回出場する騎手で最多。過去10年間の根岸Sで最多4勝の5歳馬というのもプラス材料になる。強敵ぞろいの重賞だが、チャンスは十分と言っていい。

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