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Sareee、3・10新宿で朱里と「最強対決」…IWGP女子奪取へ「踏み台になっていただこうと思っています」…全対戦カード決定

スポーツ報知 2025年1月31日 7時14分

 女子プロレスラーのSareeeは30日、都内で主宰する「Sareee―ISM~Chapter7~」(3月10日、新宿FACE)でスターダムの朱里とシングルマッチで闘うことを発表した。

 昨年2冠王に君臨したSareeeは今年に入り林下詩美、VENYに敗れ2本のベルトを全て失った。さらに今月23日の主宰大会で4月29日に後楽園ホールで引退するセンダイガールズの里村明衣子に敗れ3連敗を喫した。

 「今、どん底にいる」と明かしたSareeeが選んだ相手が朱里だった。会見で3連敗を「ありえないことなんです。自分でも考えてなかった。誰もがそんなこと思ってなかった。でも、プロレスラーである以上、ここから這い上がっていく姿をファンのみなさん、後輩たちに見せていかなきゃいけない」と吐露した。

 さらに2025年の目標にIWGP女子王座奪取を掲げるSareeeは「今の自分が挑戦する資格ってあるのかな?と思った時に自分はないと思います。こんだけ3連敗していきなりあのベルトに挑戦というのは、ファンのみなさんも納得いかないと思うし私も納得いかない。だからこそ、スターダムのモノが違う女、最強の女、朱里選手と闘いたいと思いました」と一騎打ちを決意した理由を激白した。

 朱里との一騎打ちを最強対最強の闘いだと思います」と位置づけ「朱里選手には私の踏み台になっていただこうと思っています。この闘い、必ず私が勝利して私が最強ということをしっかりとみなさんに証明した上で次のステージに進みたいと思います」と朱里を突破し岩谷真優が持つIWGP女子王座へ挑戦することを宣言した。

 朱里戦に集中すべく「2月、そんなに試合は入れてないです。オファーを受けていたもの以外はすべて断って自分自身を見つめ直す機会に使いたいなと思っています。朱里戦にかけています」と明かし、今年の主戦場も「すべて3月10日の結果次第かなと思っています。ここで勝たないといけない。その理由としてはあのベルトに近づくためです」と訴えた。

 対する朱里は「巻きたいベルト?あのベルト…狙っているのはSareeeだけじゃない。私ももちろん狙っている。最強…私がモノが違うというのを2025年証明していきたい」とIWGP奪取へ闘志をあらわにした。同王座は2024年1月4日に岩谷に挑戦するも敗れた。それだけに「2024年、なかなか私は結果を出すことができなかったと思っています。でもそれは過去のこと。私は前しか見ない女。2025年は、あのベルトを巻き私の年にしてみせる。刺激的な闘いになると思ってます。みなさんぜひ目に焼き付けに会場に来てください」と呼びかけた。

 この発言にSareeeは朱里へ「去年とかすごいおとなしいなというイメージしかないので、私がここで目を覚まさせてやろうかなと思います」と挑発。Sareeeも昨年4月27日にスターダムの横浜BUNTAI大会で岩谷に挑戦し敗れた。「あの負けがあったからこそ悔しい思いで2024年は突っ走ってこれた」と2冠王への原動力となったことを振り返り、どん底の3連敗も「あの負けが良かったんだって自分の中で思えるような、そんな年に2025年はしたい」と前を見据えていた。

 ◆3・10新宿全対戦カード

 ▼スペシャルシングルマッチ30分1本勝負

Sareee vs 朱里

 ▼シングルマッチ20分1本勝負

X vs 叶ミク

 ▼タッグマッチ20分1本勝負

ジャガー横田、伊藤薫 vs 狐伯、岡優里佳

 ▼タッグマッチ20分1本勝負

DASHチサコ、Chi Chi vs VENY、花穂ノ利

 ▼シングルマッチ10分1本勝負

未定 vs 未定

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