ブルージェイズが３０日（日本時間３１日）、レンジャーズからＦＡになっていた通算２１６勝の右腕マックス・シャーザー投手と年俸１５５０万ドル（約２４億円）の１年契約に合意したと米各メディアが伝えた。身体検査クリア後に制式発表される見通しだ。
４０歳のシャーザーは過去３年間、メジャー最高年俸の４３３３万３３３３ドル（約６７億円）でプレーしていたが、昨年は故障もあって自己最少の２勝４敗に終わっていた。
レジェンド右腕を巡っては今月下旬に公開された練習をドジャース、ヤンキースなど計８球団の関係者が視察したと現地では報じられていた。今オフのド軍はサイ・ヤング賞２度のＢ・スネル投手に加え、ロッテから佐々木朗希投手も獲得。その後も“大谷の天敵”だった救援左腕のＴ・スコット投手、１９年セーブ王のＫ・イェイツ投手らを補強し、「悪の帝国」とも言われているが、シャーザーは朗希の移籍先最終候補でもあったブルージェイズに移籍するようだ。