フィギュアスケート男子で1948年サンモリッツ、52年オスロで五輪を2連覇した米国のディック・バトンさんが30日に死去した。米メディアが同日、報じた。95歳だった。
世界選手権を48年から5連覇。オスロ五輪では、史上初めて競技会での3回転ジャンプ(ループ)を成功。引退後は解説者を務めた。
2014年ソチ、18年平昌での羽生結弦さんの五輪2連覇は、バトンさん以来となる66年ぶりの快挙だった。
平昌五輪の羽生さんのSPの演技を受け、「音楽がスケートをサポートし、スケートが音楽をサポートしている」とSNSに投稿。フリー後には「ブラボー、ハニュウ。(私の)記録に並んだね」と祝福のメッセージを寄せていた。